ネット友に「福祉ネットワーク」を見なさいよ、と言われたので録画して見ました。3/5の昼頃に放送されていたものです。
まず、光島さんという人で、触って鑑賞する絵を作っておられます。カラフルでなめらかな線を中心に目の見えない世界を表現しているそうです。丸いシールなんかも使っているみたい。そうやって作られた線の絵から、テレビを通してだけれど、強いエネルギーを感じました。
なぜカラフルかというと、10歳までは見えていたのだそうです。だから色ってモノが分かるみたい(色の記憶がない人もいます)。緑内障で失明しても景色や色の記憶は残るわけですね。
もう一人が松永さんという人。網膜色素変性症と診断されて35歳までは見えていたけれど、それから急に視力が落ち、15年前に失明したとのこと。ある学校の以来を皮切りに、専門学校の講師をしつつ、講演先の小中学校で、子どもたちに「こうしてください、そしたら大助かりです」っていうメッセージをシンプルに伝えている人です。
印象に残ったのは、同窓会に行くとき、はじめて白状に導かれて電車に乗るのは随分と切ないシーンでした。松永さんは窓の外を見ていたけれど、どんな景色が見えたのだろう。あの夕日から何を感じたのだろう。たぶん、私たちに見えていないものが見えているだと思います。
とまあ、この頃、障害者の社会進出がますます進んでいるわけです。最近だと、ALS患者だけど東海大に入って勉強するよな人も出ました。これはたまげた。ある江戸時代の武士が切腹する前まで勉強していて、まあ、人間一生勉強するものだよ、のようなことを言ったという話は知ってたけど、本当にそういう人がいるとは、日本もまだまだ捨てたもんじゃないな。
逆に、24時間介護が必要なALS患者なのに、行政当局の支援が十分に受けられず、大学の学費が払えないので除籍された、という人の報道は悲しいものでありました。障害者団体の横のつながりを強化し互いに助け合う仕組みを作ることで、行政の支援をカバーしていくことができるんじゃないかと思いますが、どうでしょう。実現するまで半世紀くらいかかりそうだ。