インターネットリテラシーの授業が、怪しいURLをクリックしないようにとか、ワードとエクセルの使い方などというのはいかがでしょうか、という問題提起も含めて。
リアル社会以上に「それぞれが違う考えを持っているんだ」ということを考えて行動してください.俺ルールをあれこれ他人に押し付けるなどはナンセンスです.また,他人に押し付けられた俺ルールに振り回されるのもよくありません.
匿名と一言でいっても、2段階あります.
多くの人は,ハンドルネームをもっています.本名を使えば犯罪に利用されるかもしれない,というのもそうですが,現実の人たちに知られたくないので,ハンドルネームを使っているのです.つまり,単純にウェブ検索で親しい人や職場の人にバレるのがいやだから,ということのほうが強いでしょう。
本来の匿名の二文字は,2ちゃんねるでみられるように,みんなが同じハンドルを使ってコミュニケーションをとっている状態をいいます.そのようにすると,個体の特定すらされたくない人でも参加できるというわけです.「ある企業では労働者を不法に長時間労働させている」などといったことが言いやすくなります.
匿名で発言するとしても、その場に応じたある程度の自己紹介は必要です.そのほうが,話がしやすいのです.できれば自分のウェブを持って,人に紹介するのが良いでしょう.
ただし,自宅近辺の情報や生活パターンが読み取れるような情報は,ストーカーに繋がることがありますから,気をつけましょう.意外にも注意しなければいけない個人情報は「誕生日」です.本人確認によく使われるものですが、住所のように変えられるような情報ではないことに注意するべきです.
匿名でウェブを利用することで身元をわかりにくくすることはできますが,発信元を完全に抹消したりすることはできません(素人には).またブログや掲示板に書いたことは、長い間ネットワークに残ってしまいます.公開されたデータを自分のパソコンに保管しておけば,「いいえ,そんなことはいっていません」と言っても,「証拠があるじゃないか!」と追及する材料にすることができます.
もしそのような現場に遭遇してしまったら,波紋を大きく広げないように,単なる閲覧者が反応せずにスルー(放置)するか、管理人であれば淡々と削除するのが基本です(炎上させたいなら別ですが).
ネット回線の向こうには人がいて,そして書いたことは世間の目に晒されているという事実を忘れてはなりません.